ふーしゃんの短歌わーるど
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
湯上りに祖母が買いたるきな粉飴ひとつ頬張る髪冷えながら
湯冷めする冬の路地裏月冴えて番犬チェリーのなく声聞こゆ
希望して個室入院初めての一人寝の夜家族身に沁む
明日は家がんばったなと病院の食事食みつつ涙あふるる