ふーしゃんの短歌わーるど
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
亡母のこと思い出すこと多くなりこの寂しさの不思議を思う
嫁ぎ来て教会へ行かぬ吾なれど亡母に呼ばれてゐるやうな日々
ふくいくと蜜柑の花やかくれんぼ
風立つや大波小波藤の波
降りそそぐ谷間の日差し若楓
渓流に濡るる木の葉や業平忌
ひと待てば蕗の葉にふる粉糠雨