それぞれの行く一筋の遍路道
朧夜の非常持出袋かな
旅慣れたひとの手にする春日傘
葛藤の日々の背中や卒業歌
やり遂げし少年サッカー卒業式
最近昔のことがよみがえる。お風呂で倒れお布団で寝ていたのに純ちゃんの誕生日だと気がついた。布団の中から携帯でおめでとう。じゅんちゃんに転ぶと危ないから下がまるくなっている杖を持って歩けとアドバイスされた。そういえば大正天皇陵の階段を手をついてのぼっていて転んだ頭は打たなかったが手のひらのくすり指付近が紫色になっていた。頭を打ったり大腿骨をおるとたいへんなことになる。腕を折った人がやはりそのような杖をもっていた。杖を持たないと押されると怖い。杖を持っていると気を付けてもらえるということだった。今は背筋をのばすこと脂肪をとることに専念しているが名前と顔もすぐ忘れるようになった。残りの日々を家族や兄弟にこの世で出会った幸せに感謝していこうと思っている。