小さき花咲かせし雑草抜かれずに川辺の道に黄色くゆれをり
閉店された店の前やコンクリートの間に黄色 白 ピンク 紫の雑草がきれいにみえる五月です。その雑草をたくさん増やしている駐車場を通るたび1本だけくださいとおもうけど黙って抜くことはしない。凄いなと見て楽しませてもらっている。あぜ道で見つけてもってきた。増えるとうれしいな。でもうちは日影が多くなってしまった。それも悪い面だけではないとおもうけど玄関が向き合っていないのでお話することはない。
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
小さき花咲かせし雑草抜かれずに川辺の道に黄色くゆれをり
閉店された店の前やコンクリートの間に黄色 白 ピンク 紫の雑草がきれいにみえる五月です。その雑草をたくさん増やしている駐車場を通るたび1本だけくださいとおもうけど黙って抜くことはしない。凄いなと見て楽しませてもらっている。あぜ道で見つけてもってきた。増えるとうれしいな。でもうちは日影が多くなってしまった。それも悪い面だけではないとおもうけど玄関が向き合っていないのでお話することはない。
雨降りてすれ違ふときやさし顔外国人は傘かしげせず
最近ものを食べながら歩いている人が多い外国人だけでなく日本の若者にも。
春の太陽(ひ)はやさしく射して「早春賦」真間小学校児童の歌声聴こゆ
弘法寺(ぐぼうじ)の「伏姫桜」(ふせひめ)今年も枝垂れ咲き四百余年の歴史を見つむ
国府台砲車の軋むまぼろしを聴きて歩みぬ桜並木を
真間川にじゅん菜池に降る雨は櫻花(はな)を散らして市街(まち)に春呼ぶ
コロナ禍の一年(ひととせ)過ぎぬ早や三月(やよい)「いち歩」のウオーク待たるる出会ひ
「松ぼっくり」 いちかわ歩こう会会報誌4月号
強すぎた抗がん剤に肝臓をいためて神の領域を踏む
嘔吐して苦しむ日々を萌えいずる歌集は届く渾こめられて
あのかたは岬灯台ゆるぎない信仰もちて施設にくらしぬ
乳ふたつなければ胸は薄いもの入っているのはわたしの心臓
今は肝臓の数値も低くなり癌CA15-3もいまのところ安定しています
介護付きマンション入り口スッと翔ぶ燕の二羽が巣作り始める
徐々徐々に器の形に成りてゆく燕の巣作り丁寧なり
ひたすらに巣に沈むごと温かく卵を抱ける燕を眺む
巣の下に箱が置かれて入り口を出入りする人皆雛を見る
雛たちの背なに乗るほど羽ばたきし元気な雛が1番に翔ぶ
オルゴールほろんと鳴りぬ雛納
三月は青き空より生まれ来ぬ
春雷の残して行きし春の虹
行く雲やグーチョキパーとこぶし咲き
八方へ花溢れさすミモザかな