短歌研究年鑑(2021年版)    mohyo

言葉こそ大事あなたは強いねと言われ素直に聞きてをり

東京弁冷たくきついと気仙沼の友帰りたり三十年前

青森弁語らふ男女の輝きて方言の持つ優しさ知りぬ

20歳のころの思い出を歌にしたものです。気仙沼の友だちから東京弁冷たいと言われショックをうけました。他の人もいわれたそうです。東京弁といっても下町の威勢の良い言葉お屋敷まちの「ざーます。」言葉ではかなり違うと思った。標準語ということばもあったが共通語が良いのではと思った。参勤交代で全国共通の言葉ができて良かったのではとも。暫く手紙のやり取りはあったが今ではなくなって久しい。私も77歳 1月には78歳になるどうしているかなあ。それからアルバイト先で物を取りに行ったら私に気づかない若い男女があきらかにささやきあい愛を告白しあっているようだった。私は悪いからと動けなくなった。優しい響きだった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です