8月の短歌      佐野豊子

食品尽き冷感タオル頸にまきスーパー目指す猛暑の道を

葉っ葉類目指す店内あれこれと選ぶはダメよウィルスつくと

歌詠まぬ義妹ふたりに助けられマスク、玉ねぎ、ジャガイモ届く

戦争を生きし母の介護病棟「お金あるの」が口癖でした

放映の95歳は生きのびて手足吹っ飛ぶ(戦時の記憶絵)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です