ふーしゃんの短歌わーるど
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
誰もゐぬ居間にもの書き鉛筆を置く時気づけり木々にふる雨
昏れ方の空茜して水ぬるむ富士の山すそ忍野八海
戦後期の闇市の面影(かげ)残す商店街(まち)ハモニカ横丁賑はひてをり