2月の俳句       JUN

二十四の瞳も見しか瀬戸の春
浅春の波寄す浜の砂絵かな(瀬戸内海燧灘)
七八五段金毘羅宮に春の雪
青春の微熱の如し春の風邪
襟立て二月の昼の都電かな