ふーしゃんの短歌わーるど
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
・ 風渡る里や愚直に穂麦立ち ・ 古民家の軒も明るいハナミズキ ・ 病院の薬の嵩や菜種梅雨 ・ 花未だ色衰えぬ葉陰かな ・ 天が下ひと夫々の更衣
・ 鎌倉や鎌足塚のジャガの花 ・ 亀の子が運動場を渡りをり ・ 剪定や日々の生活下に見て ・ 万緑や京に和服の異邦人 ・ 母の日の夕日間近に富士見坂