hyaraさんが週刊新潮 新々句歌に掲載されました。

海亀のように背中がかたいですファーと息吐く楊整体師
俵 万智氏の評
 私自身もそうとうな肩こりなので、マッサージや整体の先生から、さまざまな
表現を聞いてきた。「岩のよう」「指が入らない」「鉄板」「ガチガチですね」等など。しかし楊体師の「海亀のよう」はすごい。すでに筋肉ではなく殻の域に達して
いるのだから、まことにダイナミックな比喩だ。「かたいです」は、ちょっとぎこちな
い日本語で、中国人の先生っぽさを、うまく出している(ただしくは「かとうござい
ます」)。『鳳凰の花』(平成二十六年・短歌研究社)

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