・長箒そつと差し出し一枚の枯葉擦れば「何よ」と落ちず
・長箒伸ばして怖づ怖づ突つ突きて一瞬驚く羽広げたり
『庭の畑』 JUN
・ 寒明けの 光到れり 庭の畑
・ 古里は野焼く焔に隔てられ
・ 團十郎逝くとも春はめぐり来る
・ 苔むして廻る水車や水温む
・ 職を辞し深く耕す庭の畑
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
・長箒そつと差し出し一枚の枯葉擦れば「何よ」と落ちず
・長箒伸ばして怖づ怖づ突つ突きて一瞬驚く羽広げたり
・ 寒明けの 光到れり 庭の畑
・ 古里は野焼く焔に隔てられ
・ 團十郎逝くとも春はめぐり来る
・ 苔むして廻る水車や水温む
・ 職を辞し深く耕す庭の畑