・夜咄の茶事始まると雁行す若きがわれの荷を持ちくるる
・蝋燭の芯を鋏で切りしとき炎の明るさ増して揺らめく
・正客の松風の音言ひしとき頷きてきく湯のたぎる音
・待ち待ちし薄茶一服いただけば手の中にある茶碗の重さ
・薄暗く炎のぬくさ静けさよこのひとときを素直にをりぬ
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
・夜咄の茶事始まると雁行す若きがわれの荷を持ちくるる
・蝋燭の芯を鋏で切りしとき炎の明るさ増して揺らめく
・正客の松風の音言ひしとき頷きてきく湯のたぎる音
・待ち待ちし薄茶一服いただけば手の中にある茶碗の重さ
・薄暗く炎のぬくさ静けさよこのひとときを素直にをりぬ