否と応へぬ         NAOKO

大木の陰になりたる墓を避け式までの時を陽を浴ぶ人ら

冬晴れの青空のもと姉弟が墓前にて歌ふ納骨せんと

「実の母を亡くして心がきつくないか」と娘が問うに否と応えぬ

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