夜の闇の底輝かせ酉の市
小春日の子ら燦々と学びをり
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
夜の闇の底輝かせ酉の市
小春日の子ら燦々と学びをり
今年もはや12月号が届く季節になった。今年は前年度より大きく後退し雑誌『短歌研究』に掲載される
短歌がすくなかった。 色々バランスを取りながらやっているので満足ではないがこれでよしとしている。
私はいろいろなところに投稿していない。観ていると活躍されている方々は方々に投稿しておられる。
それだけ短歌(うた)をたくさん創る努力があるわけで今の私には欠けている。来年はもっと確実に短歌の
時間を増やしていこうと思う。
後ろだて無き浮舟の幸せを老後の不安と重ね読みゆく
浮舟につきこし人らの老後など語られず帰るもどかしきなり
戦争で儲けし人ら闇にをり例へば満州立国のころ
秋麗の空へと行く手続きけり