投稿日: 2008年4月29日走り抜けたし 松岡尚子 苦手なる「拘束」の言葉しかれども一日八時間働くわれは 例ふれば自在に走る山猫のまなこを持ちて走り抜けたし ひいやりと肌寒き空明け方を夢夢夢と雪が降り継ぐ 単純なわれかと思ふ要するにたったひとりの夜の寂しさ