投稿日: 2006年7月25日 投稿者: mohyo短歌研究(八月号高野公彦選) mohyo 母の裡を切なく聞く夜白々とドクダミ草の花ゆれやまぬ 足の爪切りやる吾に女男のこと艶めき語る母を憎めり 小さくてきれいな爪持つ母の足八十九歳をマッサージする 「ご家族と話すときには母になる」青年福祉士吾に告げをり 綾子