30代も半ばを過ぎた二人の娘が気がかりで時には憂鬱になる。
娘に言わなくてもよい事を言ってしまう。最近したの娘が言い返すことがある。上の娘は当たり前であったが下の娘は黙っているのであった。これはよいことだと思っている。
昨
日弱音を吐いた私に30代のドイツにいる日本人のフリージャーナリストからメールをいただいた。彼はドイツ人と結婚しドイツでの生活をメルマガで出してい
る。「吾が輩は主夫である」の編集者でもある。名前も高松平蔵という名前からずっと年寄りだと感じっていたが内容が若いのでびっくりしていた。
3人のお子さんの保育園などへの送迎ごはん作りもこなされている。
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100歳近い前衛舞踊のアーティストに大野一雄さんという方がいらっしゃいます。この方と10年ぐらい前にお話したときに、「生活を大切にしなさい」といったようなことをおっしゃってました。
私は座右の銘とか、座右の書といったものは特にないのですが、この言葉がなんとなく気になっていて、自分の現在のライフスタイルや仕事のスタイルに少なからず影響しています。
私なりの咀嚼をすれば、生活とは「生を活かすこと」といったところでしょうか。やや抹香臭い言い方ですが。。。(^-^;)
しかし、そういう観点から見れば、目の前のことにとらわれず物事を見えるような気がします。
結婚生活は2人の生を活かすことであるでしょうし、生を活かすための環境は国の政治で決まってきます。
ドイツは8000万人の人口ですが、これでも欧州で一番人口の多い国です。欧州の小さな国というのは、小さいがゆえに生活圏と国家という枠組みがあまり離れてなくて、生を活かすという意味の「生活」と政治があまり乖離しないのかもしれません。
ちなみに私の妻は6歳年上。別に金のわらじがあったわけではありませんが、平均寿命から考えると、同時期にぽっくりいけるかな、と話していることがあります。もっとも、平均寿命を見て自分たちの寿命を想定するあたりは現代人のずうずうしさでありますが。。。(^-^;)
あとは子供が自分の生を活かせるように下地づくりをしてやる。これが親の役目かなと思います。
まあ、自分以外の生と真正面から向き合うという点では結婚や子供を育てるということで、なにかと大変であったり、学び取ったりということがあるということはいえそうですね。
師走を目前に、ドイツはクリスマスシーズンにもうすぐ突入です。
とりとめのないことを書きました。
時節がら、どうぞ風邪など召されませんよう、ご自愛ください。
高松 平藏 拝