JUNJUNの記事を読んで。

「水からの伝言」にみるにせ科学

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上記の記事を面白く読んだ。私なども騙される部類だとも。
この明快な文章を読みながら何か物足りない感じがあった。

花なども言葉かけしながら美しく咲かせている人は多い。

私は友人に聞いてみた。

私が会社に入って、優秀な技術者の姿に見た物はそれです。
彼らはまるで物と会話をして、相手の気持ちがわかっていると錯覚するほど、その物の特性を察知し、引き出すのです。
しかし、それはもちろん、言葉が魔力を発揮しているわけではなく、そうした繊細な観察や試行の積み重ねが膨大なデータベースとなって、彼らの頭や目や手の感覚の中に収まっており、その経験から、物に振れた瞬間、その物の特性を察知できるのだと思います。

言葉あるいは強い願いによって、物事が変わるという考え方は魅力的ですが、物体は物理・化学的な作用によってしか変化しません。願いを叶える人は、願う心の強さにもまして現実的に動いているからこそ、自分の願いを実現しているはずです。

この視点が抜けていたように思いました。
無から有は生じないという科学者の視点は正しいですが物を作るとき例えば結晶の好きな人は出来るだけ美しいものを作りたいと結晶について調べ丁寧に作るはずですその心について触れていなかったしそれを道徳と結びつけるのであれば違うといってもよいと思いました。

綾子

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