春萌える秩父連山ドライブの助手席にいてさみどりの腕
長瀞へおいでおいでと廃船にあふれるほどのパンジーが咲く
山いちめん芝桜咲くひつじ山日のくれどきに羊鳴くなり
春星は密かに落ちて花になる秩父連山ついに暮れたり
闇のやま赤い尾灯がいっせいに輝き並ぶ秩父街道
女たちの子守歌 みなみ恋し ふるさと
春萌える秩父連山ドライブの助手席にいてさみどりの腕
長瀞へおいでおいでと廃船にあふれるほどのパンジーが咲く
山いちめん芝桜咲くひつじ山日のくれどきに羊鳴くなり
春星は密かに落ちて花になる秩父連山ついに暮れたり
闇のやま赤い尾灯がいっせいに輝き並ぶ秩父街道
「國画会」の絵画、写真、彫刻に
友と二人で勝手な批評す
(満智子)
(原作)
「國画会」絵画写真と彫刻に友と二人で勝手な批評
(アドバイス)
歌を読みやすく整理しましょう。
コクガカイ「の」と6音でかまいません。
絵画、写真、彫刻
「、」で並列にします。
結句は「す」をいれましょう。
ひゃら
あの梅原竜三郎らの「國画会」ですか?
作者
そうです。恐れ気もなくいろいろ言って。
ひゃら
楽しい時間だったようですね。周囲のひとにうるさいと言われませんでしたか。少し心配です。
ひゃら
歌は面白いです。「國画会」だから勝手な批評に意味があるのでしょう。
(アドバイザー略歴)
結社「かりん」所属。
歌集『炎の藻群』『ていだ 太陽』
清瀬短歌サークル講師