ふーしゃんの短歌ワールド
┏☆★☆━━━━━━━━━━━━36号 2004年1月9日 by もひょ ┓
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★☆★☆★ ふーしゃんの短歌ワールド ★☆★☆★
われわれは作品によってみずからの生を証明したいと思う。□ 宮 柊二 □
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ふーしゃん(母)は短歌結社『多磨』の北原白秋に師事。『コスモス短歌会』 故 宮 柊二先生に師事現在にいたる。台北第一高女を経て台北師範卒。小学校教員を数年経験後,軍医であった父との結婚により退職。日本基督教団東京府中教会員。
□■□ 目次 □■□
短歌 *** 母と弟妹とわたしの歌
エッセイ*** 第二期ふーしゃんの短歌ワールド
わたしたちの歌
母糸満冨美子(ふーしゃん)
今は昔 一人娘のわが髪にカチューシャ飾り喜びし父
次女佐野豊子
降車駅ひとつ手前で目が醒めるいねむり菩薩はふうわり立たん
三女松岡尚子
睡眠をゆっくり取りし休日の朝はシチューの熱きを食べぬ
長男JUN
子の嫁ぐ朝や山茶花 咲き満てり
長女Mohyo
殺されし吉良の武士(さむらい) 俗名を井戸の傍へに刻まれ並ぶ
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第二期ふーしゃんの短歌ワールド
あけましておめでとうございます。
七草粥も過ぎた頃、のんびりと出てまいりました。今はゆっくり行こうと思っています。ふーしゃんは10月はじめに骨折入院し手術を受けましたが脱臼を繰り返し入院が長引きました。一月末には退院予定です。
今までよりも介護度は進んでおります。大変になることは事実ですがわたしたちも弟妹たちと歌を発表することで楽しみたいと思っています。かなり介護が必要な母ですが私たちにとっては母の介護をすることによってお互いの生活を知ることが出来たわけで母の存在は私たちにとって必要なことです。
短歌は一つの祈りでもあるように感じています。
もうすぐHPも「第二期ふーしゃんの短歌ワールド」としてリニュアールしますのでよろしくお願いいたします。